Photo千思万考 | |||||
今年の11月に豊洲に移転が決まっている 築地場内市場!! 「築地」と言う名前からも 江戸時代の埋め立てによって 出来た土地!! と凄い名前ですね 上から見ると こんな感じで 昭和10年2月に開設された時は、市場に集まる生鮮食料品は 旧汐留駅から引き込み線を通して貨物で運ばれ、 隅田川岸壁の桟橋から船で運ばれてきたので こういう扇状の建物が 建てられたそうです 今日は 築地市場の中を 縦横無尽に走る ターレ と共に 歩いてみようと思います。。。 (2) なので 建物の中から天井を見上げると こんな感じに 湾曲しています。。。 (3) 「ターレ」とは ターレットトラクターの通称で ターレットトラクターは 朝霧製作所さんの 登録商標です。。。 (4) 築地場内市場と言えば 全国から生鮮食料品が 集まる東京の台所。。。 そのなかでも 海の幸 魚類は群を抜いていますね・・・ (5) ターレは 工場や倉庫、鉄道駅の構内などで 荷役用に 使われているのですが 前部に円筒形の動力部が回転する構造になっていて この小さな筒から ターレットの名前が ついたそうです (6) 鮮魚が扱われているエリアでは 発泡スチロールの箱が たくさん!! (7) そして この発泡スチロールの箱に 入れられた鮮魚たちは ターレで見事に 運ばれていきます。。。^^ (8) 一方、狭い通路では 人力の荷役台車が 活躍していました。。。 (9) やはり電動でスピーディーに運べると 働く方々の ご苦労も 少し和らぐかも・・・ 市場が 開設した頃は こういった 人力の荷役台車が 活躍していたんでしょうね ターレに対抗??? 3輪バイクも 活躍中!! (12) 築地市場には 鮮魚の仲卸さんが 沢山入っているようですが 大きな会社は こういった 立派な看板を 掲げていました (13) やっぱり 仕事は楽しく!! が 一番ですよね~ 70年の歴史を持つ 築地市場 さすがに 電気ケーブルトレイも 疲れていました たぶん ブルーに塗られた 配管は 水道水なんだろうな???と・・・おもいつつ (15) 朝霧製作所は2012年に破産してしまったので ターレットトラクターの 商標は消滅してしまっています 現在は、富士重工、三菱フォークリフトなどが生産しているようです。。。 (16) やはり 市場と言うと このカゴですよね。。。 素材は 篠竹 で、 通称「市場かご」と呼ばれていますね と 思っている修行中の板前さんも 多いことでしょうね 頑張れ!! (17) ターレは 定員1名? 操舵は立ったままで 円形の大きなアクセルがついていて ブレーキは フット式!! 最高速度は 15km/hr だそうです (18) この黄色のカーテンの奥は 市が開かれる場所。。。 ここに到着したのは9:00を過ぎていましたから 既に市は 終わっていました。。。 (19) 買い付けた まぐろ を さばいている プロフェッショナル!! 無駄なく切り取らないと 損も大きくなって しまうんでしょうねぇ・・・ と、小さな心配を しながら(笑) (20) 使った道具は しっかり養生!! 「写真撮らせてもらって いいですかぁ~」 ニコリと笑ってくれた このお方 築地の粋 を感じました~ (21) この日は 築地場外市場で 半額市が 開催!! いやぁ~ 凄い人 人 人 で ごった返してました (22) 場内市場を 後にするには もう一度 湾曲した貨車ホームに 想いを馳せてみると この石畳は ホームの湾曲に沿った 敷石だったんでしょうか??? (23) 今日の 後ろ姿は こ ち ら。。。 11月に移転が決定し 今しか見えない築地場内市場を 散策してきました 貨車のホームを 扇状に曲げて 荷下ろし面積を稼いだりする設計も素晴らしい ですし、反対側からは 船で運んできた生鮮食料品を・・・ 東京の限られた土地に 貴重な施設は こういう設計のもとに 70年の歴史を 育んできたのですね。。。 ターレと 共に築地を 歩いていただき ありがとうございました by piyopapa
by piyopapa0711
| 2016-05-17 23:32
| つれづれ
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