Photo千思万考

Photo Technique No,003 国立科学博物館常設展

2012年 秋 国立科学博物館 常設展の撮影記録

上野国立科学博物館内(常設展)を被写体に、ちょっとハードルを高くして 「伝わる 写真」へ挑戦しました。
初めて見る被写体ばかりです。期待と不安を抱えていざ撮影に!!

少ない時間で撮影したものの中から、5ショットをピックアップしてみました。
あなたには何が伝わりましたか?是非コメントを寄せてください。






1.科学博物館の顔!シロナガス鯨。。。
  まさに撮ってくれ!よ言わんばかりの迫力に押されて「バシッ!」
  大海原を泳ぐシロナガスクジラ!
  
  全長30mの巨体を海面から深く潜行させようとしている姿が再現されているそうです。
  このイメージで、空に浮かぶ白い雲を波しぶき、青い空は海!緑の林を岩に見立て
  撮影してみました。





  
 
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  撮影条件
  NIKON D300
  レンズ: VR24-120mm f/4G
  焦点距離: 31mm 手ぶれ補正:ON 露出モード:絞り優先オート  f/8
  WB:AUTO、測光方式:マルチパターン:ISO:400、AFエリア:マニュアル、
  AFモード:AF-S、露出補正: 0.0  シャッタースピード: 1/8000s







 
    






2.零式艦上戦闘機二一型改良複座機 と 若い親子
  
  展示されている零戦は、1944年(S19)、日本の前線基地に於いて21型零戦を偵察用2座席
  に改造されたものが修復されていました。
  この零戦は、ラバウル海軍第253航空隊所属、機体番号53-12、操縦士は吉沢徳重上飛曹。

  1945年(S20)に墜落、1972年(S47)に、ラバウル北西約110kmの海中で発見、引き上げら
  れたものは修復された。(掲示板より)
  
  戦争を知らない年代のお母さんが、小さな息子さんに、どうやって零戦のお話しをしているのだろ
  うか?と興味深いシーンでした。
  
  結果は、息子さんの しぐさ で推測できそうです・・・


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  撮影条件
  NIKON D300
  レンズ: VR70-200mm f/2.8G
  焦点距離: 70mm 手ぶれ補正:ON 露出モード:絞り優先オート f/4
  WB:AUTO、測光方式:マルチパターン:ISO:500、
  AFモード:AF-S、露出補正: 0.0  シャッタースピード: 1/25s





3.水素原子の電子雲(でんしうん)

  デンマークの物理学者「ボーア」が提唱した「ボーアの原子構造モデル」は原子構造を
  部分的にうまく説明できたが、その後、原子核のまわりを回っている電子の存在位置を
  時々刻々記録出来るようになると、その結果は”雲”のような形になることがわかったそうな。
  
  この被写体は、水素原子の電子雲模型です。
  
  とても色が綺麗でしたので撮影対象としました。画面の奥から時間の経過と共に電子雲
  が大きくなっているので、ピントは最新の状態を表す、手前の電子雲に合わせてみました。


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  撮影条件
  NIKON D300
  レンズ: VR24-120mm f/4G
  焦点距離: 48mm 手ぶれ補正:ON 露出モード:絞り優先オート  f/4
  WB:AUTO、測光方式:マルチパターン:ISO:1250、AFエリア: シングル、
  AFモード:AF-C、露出補正: 0.0  シャッタースピード: 1/50s




4.カーボンナノチューブの分子模型

  1985年に発見されたC60は、炭素原子が革張り(白黒)のサッカーボールのように結合した
  もので、五員環と六員環で構成された「フラーレン構造」:知る人ぞ知るで、化学、高分子を
  囓った人なら大概ご存じ!!と呼ばれいます。
  
  カーボンナノチューブは、フラーレン構造を先端に持つ日本人が発見した分子構造で、新しい
  材料として注目されています。
  
  模型の炭素原子のブルーを出来るだけ忠実に、そしてフラーレン構造を作っている中央右側の
  一つの炭素原子にピントを合わせました。
    
  構図としては、フラーレン構造の特徴である、五員環と六員環を納めることを念頭におき、画面
  構成上は、シンメトリックとしたかったのですが、後ろの照明がやや対象では無かったので、フラ
  ーレン構造が注目される様に配置にしてみました。


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  撮影条件
  NIKON D300
  レンズ: VR24-120mm f/4G
  焦点距離: 62mm 手ぶれ補正:ON 露出モード:絞り優先オート  f/4
  WB:AUTO、測光方式:マルチパターン:ISO:1600、AFエリア: シングル、
  AFモード:AF-C、露出補正: 0.0  シャッタースピード: 1/80s





5.すばる望遠鏡 模型

  日本の国立天文台が1991年から8年の歳月をかけて、ハワイ島マウナイケア山の山頂に
  建設した世界最大級の天体望遠鏡の模型。
  
  展示物は当然模型ですが、「すばる」は世界最大級の一枚鏡の望遠鏡で、さまざまな宇宙の
  謎を解き明かしてくれる、大きな夢を実現できる、大きな設備です。
  
  すばる望遠鏡の く体の重厚感を出して、望遠鏡の持つ夢が伝わらないかな? 展示場の
  光と く体の柱の発色に注目して、また宇宙への想いを込めながら、シャッターを切りました。


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 撮影条件
  NIKON D300
  レンズ: VR24-120mm f/4G
  焦点距離: 65mm 手ぶれ補正:ON 露出モード:絞り優先オート  f/4
  WB:AUTO、測光方式:マルチパターン:ISO:1600、AFエリア: シングル、
  AFモード:AF-C、露出補正: 0.0  シャッタースピード: 1/40s




お正月も「国立科学博物館」では楽しい催しが開催されています(撮影は出来ませんが・・・)
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by piyopapa0711 | 2012-12-31 15:59 | Photo Technique
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